新型コロナウィルス感染拡大防止のための政府要請や一部地域の緊急事態宣言の発令にともない、初登校時期が5月となる児童も多いようです。通学に慣れてないため、歩行中の死傷者が突出して多くなっています。一人で通学することになったばかりの児童や、道路で遊んでいる子どもたちはまさに「動く赤信号」といえるでしょう。そこで今回は子どもの危険な特性と安全運転のポイントをみていきます。

運転時の注意ポイント

子どもはひとつのものに夢中になると他のものが目に入らなくなります。そのため、道端で遊んでいる子どもが突然飛び出してきたり、道路の反対側にいる友達などに向かって飛び出してくるおそれがあります。

子どもは身長が低いため駐車車両の死角に隠れてしまいます。このような子どもからは接近してくる車が見えないため、車は来ないと思って飛び出してくるおそれがあります。

子どもは十分な判断力が備わっていません。そのため大人であれば、接近する車を見て、「今、横断すると危険だ」と判断する距離であっても、子どもは、「横断できる」と判断して飛び出してくるおそれがあります。

安全運転アドバイス

・道端で遊んでいる子どもを見たら、飛出してくるものと考えスピードを落とし動静に注意しましょう。また、公園付近や住宅街、スールゾーン、ゾーン30などは子どもが遊んでいることが多いためできるだけ走行を避けましょう。さらに目の前に子どもを見かけたら、道路の反対側にも子どもがいないか注意しましょう。

・駐車車両の側方を通過するときは、駐車車両の陰から子どもが飛び出してくることを予測して、すぐに停止できるようにスピードを落としましょう。また、電柱や植え込みなどの陰にも隠れてしまうことがあるので注意しましょう。

・子どもが自車に目を向けているため、「横断してこないだろう」と思っていると、突然飛び出してくることがあります。子どもが自車を見ていても決して油断せず、子どもの動きに注意しましょう。

【ご参考】弊社のご支援メニュー

自動車事故防止
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2.ペーパー式適性検査(KM式・DOCCS・安全セルフ診断)
3.PCによる社員安全運転教育(e-ラーニング)・適性診断(e-診断)
4.自動車事故防止のビデオ・DVDの視聴
5.タブレット端末を活用した危険予測訓練ツール(セーフティトレーナー)

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執筆者情報

記事の作成・編集:MS&ADインターリスク総研株式会社

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