新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が解除されましたが、日常生活はもとより業務においても多大な影響を及ぼしています。
ドライバーの皆さま一人ひとりが感染予防対策にしっかりと取り組むことで、一日も早い収束を目指しましょう。

 

新型コロナウイルス感染症とは

ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)に襲われるケースが多いことが特徴です。重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されているので決して軽視することはできません。
特に中高年者や基礎疾患のある人は重症化しやすいといわれています。発熱するなどの兆候がみられたときには、すぐに医療機関に相談しましょう。

日常生活で気をつけること

手洗いやうがいを徹底する

出勤時や休憩時など、手洗いやうがいが可能な環境では、必ず実施しましょう。納品先でも同様です。

3密を避ける

① 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
② 密集場所(多くの人が密集している)
③ 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)
という、3つの「密」が重なる場所は避けましょう。

マスクを着用する周囲に広げない

対策として、マスクを着用しましょう。特に、納品時に人と対面する際には、マスクは必須です。

健康管理の徹底

感染拡大防止のため、体調不良時には仕事をしないように努めましょう。

検温を徹底する

出勤前に体温を確認し、風邪の症状や発熱があれば上司等に報告することを徹底しましょう。
また、点呼時及び定時連絡時にも、検温の結果や風邪の症状の有無を報告しましょう。

十分な栄養と睡眠をとる

疲労の蓄積は、感染につながるおそれがあります。一人ひとりのドライバーが十分な栄養摂取と睡眠の確保に努めましょう。

業務中の対策

点呼時

点呼を受ける際には、点呼執行者との間に、2メートル以上の距離をとりましょう。また、点呼待ちの際には、他のドライバーとの距離も確保しましょう。

荷役作業時

作業は一人で行う、持ち場を分担するなど、できるだけ人との距離をとって行いましょう。共用のカート等を使った際には手を洗いましょう。

休憩時

休憩所に人が密集することがないよう注意しましょう。

車両等の消毒の徹底

始業前、終業時にはハンドル、チェンジレバー、ドアノブなど、手を触れる場所を消毒しましょう。

執筆者情報

記事の作成・編集:MS&ADインターリスク総研

こちらの記事もおすすめです