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令和7年の陸上貨物運送事業の労働災害発生状況

2026/07/23 運送
令和7年の陸上貨物運送事業の労働災害発生状況
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令和8年5月27日、厚生労働省より、令和7年に発生した労働災害発生状況が公表されました。今号では、本資料のうち、陸上貨物運送事業(道路貨物運送事業と陸上貨物取扱業)の発生状況についてご紹介します。

 

◆令和7年中の労働災害発生状況

 令和7年における労働災害の発生状況は、以下のとおりです。 


【死亡災害による死亡者数】
・全産業:700人(構成比:100.0%)
・陸上貨物運送事業:80人(構成比:11.4%)
※第三次産業を除けば、死亡者数が最も多い産業順に建設業 214人、製造業114人、陸上貨物運送事業80人となっています。 


【死傷災害(死亡災害及び休業4日以上)による死傷者数】
・全産業:135,333人(構成比:100.0%)
・陸上貨物運送事業:15,632人(構成比:11.6%)
※第三次産業を除けば、死傷者数が最も多い産業順に製造業 26,371人、陸上貨物運送事業15,632人、建設業13,437人となっています(図1参照)。

 

◆陸上貨物運送事業における事故の型別労働災害発生状況

【死亡災害(死亡者数)】
陸上貨物運送事業における事故の型別死亡者数をみると、最も多いのは「交通事故(道路)」 43人、次いで「墜落・転落」12人、「飛来・落下」5人の順となっています。
※全産業では「墜落・転落」が186人で最も多く、次いで「交通事故」126人、「はさまれ・巻き込まれ」117人の順となっています。 


【死亡災害及び休業4日以上の死傷災害(死傷者数)】
陸上貨物運送事業の事故の型別死傷者数をみると、最も多いのは「墜落・転落」4,126人、次いで「転倒」2,972人、「動作の反動・無理な動作」2,738人となっています(図2参照)。
※全産業では「転倒」が37,195人で最も多く、次いで「動作の反動・無理な動作」22,166人、「墜落・転落」20,864人の順となっています。

 

 

 事業者の皆さまへ 

陸上貨物運送事業の死傷災害は「墜落・転落」が多いことが特徴です。「墜落・転落」を防止するために、特に次の事項について、指導を徹底しましょう。
・荷物や荷台の上で作業を行う場合は、荷台の端付近で背中を荷台の外側に向けないこと。
・荷台の上で、後ずさりをしないこと。
・最大積載量2トン以上のトラックの荷台への昇降は、昇降設備を使用すること。
・飛び乗り・飛び降りはしないこと。
・その他、荷主様・構内ルール、作業マニュアルに従うこと。

 

 

※本ニュースを無断で複製または転載することを禁じます。

執筆者情報

記事の作成・編集:MS&ADインターリスク総研株式会社