家庭でも保育の場面でも、外遊びやプールなど屋外で過ごす機会が増える季節になりました。楽しみが増える反面、思わぬケガや事故のリスクも大きくなる季節でもあります。大人が目を離さない!手を離さない!は、もちろんですが、そうは言っても、ほんの一瞬の行き違いで、アクシデントは起きてしまうものですよね。「言ったのに」「わかってたのに」で、大事に至らないよう、「これだけは守って!!」というルールやお願いは「見えることば」で、確実に“伝わる”ことを意識するようにしてみてください。

おとなの注意は本当に子どもにちゃんと伝わっている?

自分の表現が相手にどのくらい伝わっているか、チェックする機会を・・・☆

【イメージ伝言ゲーム】
自分の書いた絵をことばで説明し、全く同じ絵を相手が書けるか挑戦!
*色・形・大きさなどを丁寧に説明し、相手に「きちんと伝える」ために必要な要素や、その表現を
相手がどれだけ理解しているかを確認しあえる良い機会になります♪

「伝えているつもり」のことばが、相手にどのくらい伝わっているか、時々考えてみましょう。

子どもの見えている世界や理解度に寄り添って、イメージしやすいことばや動作しやすい表現で伝えることで、何度言っても伝わらないモヤモヤや思いがけないトラブルを回避できるかも知れません。

「こうしちゃダメ」より「こうしてみてね」で、子どもが安心して行動に気を付けられる配慮を

執筆者情報

株式会社東京リハビリテーションサービス
言語聴覚士 堀川 由樹子

こちらの記事もおすすめです