◆園庭遊具における事故・・・
ある保育園で屋外遊びの時間に事故が発生しました。屋外遊びを始めた30分後、保育士Tさんは子どもたちの様子を観察していたところ、“うんてい”で遊んでいたYさん(3歳)が支柱に頭部を挟んだ状態でいることに気付き、慌てて119番通報を行いました。 
幸い、大事には至らなったものの、再発防止委員会では、他の職員からも「支柱の隙間が大きくて、あのうんていで遊ばせるの前からちょっと不安だったので、使用禁止になってホッとした」という意見が出始めました。

◆なぜ危険に気付きながら対策を講じなかったのか?

◆危険な設備や用具によって重大事故が発生
 古く安全性の低い用具・道具を使用していることが原因で起こる重大事故が見られます。つるつるの排水溝の蓋で足を滑らせて転倒し骨折をするなどの例も見られます。事故が起きる前に対処していれば事故を防止する可能性が高いのです。職員は環境に慣れて、危険な箇所でも問題意識を持たなくなってしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

◆気付いた危険を記録する取組み
 危険に気付いたら書き留めて都度報告すれば事故が発生する前に危険が改善できるかもしれません。しかし、忙しい職員が業務中に危険を全て記録することは容易ではありません。そこで取り組むのが「年1回の危険箇所一斉点検取組み」です。全員に危険箇所記入用紙を配布し、1週間仕事をしながら「危ないな」と感じた箇所を書き留めて貰います。1週間後、回収した用紙を一覧化し、優先順位を決めて改善に取り組みます。

◆見つける危険は2種類
 危険箇所一斉点検の取組みは、5~6月の年度の始めに取り組むと効果的です。なぜなら・・・4月には法人内の人事異動や新入職員の配置など、新しい職員が施設に入ってくるためです。職場に慣れていない新しい職員は危険を見つける“新鮮な目”を持っているのです。築3年の施設から築15年の施設に異動になった職員は、「イマドキこんな用具を使っているの!?」とびっくりするそうです。これが、見つけることが難しい“陳腐化リスク”を発見することにつながるのです。

◆危険を見つけるには“新しい目”に期待
 危険箇所一斉点検の取組みは、5~6月の年度の始めに取り組むと効果的です。なぜなら・・・4月には法人内の人事異動や新入職員の配置など、新しい職員が施設に入ってくるためです。職場に慣れていない新しい職員は危険を見つける“新鮮な目”を持っているのです。築3年の施設から築15年の施設に異動になった職員は、「イマドキこんな用具を使っているの!?」とびっくりするそうです。これが、見つけることが難しい“陳腐化リスク”を発見することにつながるのです。

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執筆:あいおいニッセイ同和損保

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