2025年6月19日(木)射水市との包括連携協定に基づき、市内の保育園・幼稚園の園長先生向けに「保育事業者向けセミナー」を開催しました。当日は27名のみなさまが研修に参加され、保護者からのヘビークレームへの対応策、カスタマーハラスメントから職員を守るポイントについて学ばれました。


射水市様からのコメント
「クレーム」という言葉にあるイメージは大変重いが、クレームの分類と構造を理解することについての学びや、初期対応の在り方(先手と受容)の重要性を理解できたことはとても意義深かった。
管理者の姿勢として、「園運営において保護者との信頼関係の構築は重要」という思いが強く、初期対応で、要求をまずは受け入れてしまいがちであるという実態について多くの管理者が自己の姿を振り返り、初期対応の在り方について見直すことができた。
ヘビークレームを受けたことによる最も大きな園の被害は、被害を受けた職員が健康保持ができなくなり、離職することである。保育者確保が喫緊の課題となっている中、職員を守れない施設は、運営自体が困難となり、その影響が多くの保護者や園児に及ぶことを念頭に対応することが必要と学んだ。
以上を踏まえた備えや対応について、自治体としても共有していきたい。